オブジェクトVRは、被写体を水平方向に360度回転させられる写真コンテンツです。外部協力カメラマンのネットワークがある当社は、2011年からカメラマンとともに新たな写真+ウェブ表現として、この技術に取り組んできました。オンラインストアでのご活用を中心に、会員制ウェブサイトのスペシャルコンテンツや、学習アプリ用コンテンツなど、さまざまな納品実績を持っています。
フリーのCADソフトが一般化するなど、3Dデータも気軽に作れる現在。製品の3Dデータを読み込み、WebGLによって自由自在に製品を確認できるようなコンテンツ表現も、以前に比べると簡単に実現できる時代になりました。また、単に商品のディティールを詳しく訴求したいのであれば、動画コンテンツを作成するという選択肢もございます(どちらも当社は制作可能です)。
しかし、それでもなお、写真によるオブジェクトVRを制作する意味があると考えます。例えばハンドメイドの高級宝飾品を、3Dデータに変換しても魅力的には映りません。動画にしてもフルHD画質では小さな細部の確認は難しいと考えます。
その点、現実に見えるものをそのまま見せるオブジェクトVRであれば、リアルな感触や肌触りが伝わりますし、4K画質にするのも容易です。スマートフォンでもパソコンでも、自由に回転・拡大して”リアルな物体”を確認できる感覚は、他にない体験と考えています。3D及びWebGLの技術が進めば進むほどに、アナログな感触をダイレクトに感じられるオブジェクトVRの存在感は際立つでしょう。
当社は、マルチレゾリューション対応の高解像度オブジェクトVR制作実績も豊富。ウェブのみならず、店頭や展示会場などで、タブレットや大画面タッチパネルに表示し、活用されるクライアント様も増えてまいりました。お気軽にお問い合わせください。